[その他]電子

 今日は雪です。昨日は雪が降っていてうっすらと積もりましたね。
 さて、裁判員制度は一休みしてこんなねたを
 京都市長選挙 上京区電子投票を実施 2月17日(日曜日)午前7時〜午後8時
 http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000030758.html

 電子投票がいろんなとこで試験的に導入されていますね。京都市長選挙といっても上京区東山区に限定されているみたいです。候補者に○をするのと電子投票どっちがいいのかは別にして、コストが安いのは電子投票なんだろうなぁ?初期投資を除けば。

 と思っていたら下記のサイトに電子投票のメリットが書いていました。

本人確認
投票所入場ハガキで選挙人名簿抄本と書面(バー・コード付ハガキは選挙人名簿データと)照合して、投票用紙の受領を認める。
バー・コード付投票所入場ハガキの場合は、選挙人名簿データと照合すると同時に投票(IC付)カードを貸与する。注;選挙人名簿ネットワークまで現行の方法で対応。

投票用紙
●必要
1.印刷しなければならない。
2.棄権者の分も用意(印刷)する用紙と経費の無駄。
3.資源保護の世界共通政策課題に逆行。
◎無し
◎経費全額カット
回収したカードは、カード発行機で初期化して使い回しできる。

一人一票の担保
●不正確
投票用紙を投票者に手渡す係員の作業が頼り。
1.投票用紙を間違えて手交(無効票)
2.持ち出して使える(不正投票)
3.投票用紙の偽造が可能(不正投票)
◎正確
投票カードと投票端末の両方で電子的に二重制御。
1.投票画面が自動的に当日選挙の全種類の投票を順次表示。一回しか投票できない。
2.持ち出しても、他の投票所では使用不可能。
3.偽造不可能 

投票手順
●煩雑
1. 実施される投票数と同じ回数、「投票用紙受領→票用紙記載→投票箱」を繰り返す。
2.投票用紙交付係員(複数)が、実施する投票の種類数と同じ組数を必要。 3.面倒で時間かかるから、高齢者や身体障害者には負担が重い。
◎簡素化
◎経費全額カット 
有権者の便宜を向上
1.1枚の投票カードを入れた1台の電子投票端末で、投票資格のある全ての選挙を投票が出来る。
2.複数の投票用紙交付係員は不要。
3.簡単に短時間で投票を終了。

投票方法
●[自書式]
1.誤字、脱字(疑問票→無効票) 2.他事記載(疑問票→無効票)
3.類似氏名(案分票)
4.代理投票(投票の秘密を侵す) 5.対応できる選挙制度、投票制が限られる。
◎[タッチ・スクリーン式]
投票画面に表示された候補者(政党)名を押す。
1.2.3.による、疑問票、無効票、案分票は無し。
4.本人が自ら投票できるバリアフリーを実現。
5.あらゆる選挙制度、投票制度に対応可能。

投票の秘密
●守れない。
筆跡から投票者を特定できる。 なお、視覚障害者、上肢不自由者の代理投票は、「投票の秘密」の権利を侵している。
◎完全に確立
投票データをランダムに記録するので、投票者の特定は絶対不可能。

投票箱
●必要。
1.投票の種類数と同じ数量を用意する。
2.開票所への輸送作業あり。
◎不要
◎経費全額カット
2.集計センターへ正副2枚の記録媒体を送致。

開票
●有り。この制度、最大の問題点。
1.開票だけで投票管理事務要員の約四割を占める。
2.開票終了までの時間が長く、時間外手当等が増加。
3.開票事務従事者の健康管理が懸念される。
◎無し。
◎開票所不要
◎開票要員不要
◎経費全額カット

集計
●不正確
1. 開票結果報告の連絡ミスがある。
2. 入力ミスが生じる。 開票結果報告受理、集計作業要員が必要。
◎正確
投票段階でデータ化されている。入力作業が無いから、ミスは生じない。
投票所から送致された投票記録の記録媒体を、集計端末に読み込ませるだけ。*1

 やっぱり、やってみないとわからないよね? という人にはこんなサービス?が。
 電子投票体験コーナーの開設について
 http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000028986.html

 実は色々とやっているんだなぁ。そんなのチラシをもらうまで知らんかったし。

*1:http://www.evs-j.com/電子投票のメリットから引用